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混乱しないために!緊急対処事態や武力攻撃事態への対処を学ぼう

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こんにちは、DACです。

今回は、Jアラート発令(全国瞬時警報システム )時の行動基準について話します。

昨日の北朝鮮ミサイル発射時の小生行動

小生は今回Jアラートの発令時、2017/8/29の06:02には連絡対象外の場所にいました。

自宅です。朝5時には目覚めていましたから覚醒はしていましたが、何をしていたかと言えば、のんきにブログ記事を書いていました。

Jアラートが発令されたことを知ったのは、朝自宅を出て暫く経ったTwitterのタイムライン上でした。おおよそ07:40くらい、電車に乗って数駅過ぎたあたりです。

言うなれば、殆ど全て終わってしまってからの情弱乙状態。その時点ではタイムライン上まだまだ状況が安定していない印象を受けました。

そうとはいえ、直接的な被害が無かったことは分かりましたし、後続のミサイル発射などの脅威の有無を予想すべくもありません。昨日と同じ、いやこれまで過去から繰り返してきた通勤の日常から全く変わりなく、よくある朝のニュースの一つとして消費しました。

普通にそのまま会社に向かいましたし、会社での行動も変わりませんでした。周囲の通勤・通学者もこれという特別な行動を見つけることはありませんでした。

通知された場所では行動に混乱があった

報道によると、Jアラートの発令があった場所では、対処行動が分からず混乱したとされています。

2017/08/30 日本経済新聞 朝刊ではこうです。


「頑丈な建物や地下に避難してください」。29日早朝、北海道や東北地方など12道県に発令されたJアラート。北海道室蘭市の庁舎には同日午前6時15分ごろ、幼児2人を含む家族4人が自宅から自主避難してきた。「庁舎の方が安全と思って……」。慌てて自宅から駆けつけた様子で約15分滞在。安全を確認した後、帰宅した。市の担当者は複雑な表情だ。「屋内にいる時は外に出ず、窓から離れるように呼びかけていた」という。「庁舎への避難が誤りとはいえないが、周知不足だったかもしれない」と話す。

北海道警には「避難先はどこか」などといった110番が、90件以上相次いだ。また青森県大間町によると、一部の住民から電話で「どこに逃げればいいのか」という問い合わせがあり、屋内で待機するよう伝えたという。「地下に逃げろと言われても……」「誰も避難している様子がない」。突然の警報に困惑する人々の声は、交流サイト(SNS)でも目立った。
自分がもし同じ立場にあった場合、何が出来るかと言えば何も出来ていない気はします。

恐らく頑丈な建物と言われても自宅近くで頑丈といえば、指定避難所とされている小学校です。でも、寝起きで子どもを連れて10分以内に避難しきるかと言えば不可能です。地下はありません。

通勤時間中、或いは勤務中であれば地下鉄駅構内への避難も可能かなとも思いますが、現実にはかなり難しい。

自宅であれば、全員の所在を纏めて、窓や転倒物(タンスとか大もの家電類)から離れて一カ所に寄り集まる。

通勤中で電車内であればなすがまま、地下鉄構内であればその場で待機。会社であれば、会社内の机の下に潜るくらいでしょうか。

それが妥当かどうかは分かりませんが、110番やSNSをしている心の余裕は持てない気がします。

北朝鮮ミサイル発射のJアラートのパターン

Jアラートには幾つかのパターンがあります。弾道ミサイル発射直後にミサイル発射情報・非難の呼びかけをまず行います。

これは共通です。その後3パターンに分岐します。

  1. 日本領土・領海に落下する可能性があるとと判断した場合
  2. 日本の上空を通過した場合
  3. 日本まで飛来せず、日本の領海外の海域に落下した場合

政府としては、24時間いつでも全国瞬時警報システム (Jアラート)を使用し、緊急情報を伝達します。北朝鮮が予告することなく弾道ミサイルを発射した場合には、政府としても、事前にお知らせすることなく、 Jアラートを使用することになります。 とされています。

今回はまさに予告なしの発射で待ったなしなので、対象地域では寝起きにいきなり通知がありました。「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい。」

推奨される避難行動とは

内閣官房にある国民保護ポータルには以下のような推奨される避難行動パターン(弾道ミサイル落下時の行動について)が書かれています。いざという場合はアラートから10分程度の猶予なので読んでいる暇はありません。事前に知っておく必要があります。

以下の行動は、ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるために行います。

屋外にいる場合
  • できる限り頑丈な建物や地下に避難する。地下とは、地下街や地下駅舎など地下施設のこと
  • 近くに着弾した場合、口と鼻をハンカチで覆い、現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内または風上へ避難する。
建物が無い場合
  • 物陰に身を隠す
  • 地面に伏せて頭部を守る
屋内にいる場合

すぐに避難できるところに頑丈な建物や地下(地下街、地下駅舎などの地下施設)があれば直ちにそちらに待避ですが、出来ない場合の次善の対応。

誤解があるようですが、この行動には意味があります。気休めととっての拡散は控えるべきです。

  • 窓から離れる
  • 窓の無い部屋に移動する
  • 近くに着弾した場合、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉する。
その他情報

弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&Aの中には、上記以外のパターンや詳細説明があります。
自動車の車内にいた場合の例は以下です。


車は燃料のガソリンなどに引火するおそれがあります。車を止めて頑丈な建物や地下(地下街、地下駅舎などの地下施設)に避難してください。周囲に避難できる頑丈な建物や地下施設がない場合、車から離れて地面に伏せ、頭部を守ってください。 高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止め、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機してください。
ミサイル着弾後の行動は以下です。

弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります。そのため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて情報収集に努めてください。また、行政からの指示があればそれに従って、落ち着いて行動してください。

北朝鮮のミサイル攻撃以外の事態想定

有事は北朝鮮のミサイルのみとは限りません。それも含み幾つかの事態想定があります。

武力攻撃事態

日本に対する外部からの武力攻撃が発生、または発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態を武力攻撃事態と呼びます。

武力攻撃事態の類型

武力攻撃事態の類型ごとの特徴に纏められています。

  • 着上陸侵攻の場合
  • 弾道ミサイル攻撃の場合
  • ゲリラ/特殊部隊攻撃の場合
  • 航空攻撃の場合

緊急対処事態

武力攻撃の手段に準ずる手段を用いて多数の人を殺傷する行為が発生した事態または当該行為が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態で、国家として緊急に対処することが必要な事態をいいます。

なお、緊急対処事態は、後日、武力攻撃事態であると認定される事態を含んでいます。

緊急対処事態

緊急対処事態とは - 内閣官房 国民保護ポータルサイトでは、以下のような事態例を挙げています。

  • 原子力事業所などの破壊
  • 石油コンビナート、可燃性ガス貯蔵施設などの爆破
  • 危険物積載船などへの攻撃
  • 大規模集客施設、ターミナル駅などの爆破
  • ダーティボムなどの爆発
  • 生物剤の大量散布
  • 化学剤の大量散布
  • 航空機などによる自爆テロ

所感

報道ではどうしたらよいかととまどう人が多く出たとされます。

国からJアラートが想定通り出されていても、そこから先の地域行政や学校、会社、そして個人の行動基準が明確化出来ていないことが露呈した形となっています。

文句を言うより対処を覚えよう

報道やSNSでは「頑丈な建物や地下と言われても無いよ」「木造家屋だらけなのにどうしろと」「伏せろとか言われても恥ずかしいし、原子爆弾なら意味ないじゃん」といった声も聞こえてきます。

しかし、決して国が伝えようとしている対処方法は間違えていません。確かに弾頭次第では退避行動が万全を期するものではないでしょうが、それは仮にシェルターを所有していたところで万全など無いのです。

より安全でいるために行動すること、それが結果として生死を分けるというケースはきっと多い筈です。

片や爆風で吹き飛ばされたり、飛散物で身体の一部を吹き飛ばされて死に、片や軽傷で済むくらいの歴然とした差が出る可能性があります。

運・不運はありますけれど、行動次第では一切の幸運さえ届かない状況を生むでしょう。

繰り返しますが万全などは無いのです。相手が本気であれば、殺しに来ているのです。そこで文句を言ったり恥ずかしがっている場合ではありません。

国以外の準備不足、認識不足の問題

今回判明したのはどちらかと言えば、国では無くそこから先の不備であり圧倒的な準備不足です。

せっかく分かったのですから、今回の混乱から学んで改善しないと今後も繰り返すことになります。

学校や会社、公共交通機関などもそれぞれで行動基準を定めどう動くかを訓練する流れになるのが正しいと思います。

それが無いならば、個人として自分や自分の大事な人を守るべく自分の出来ること、自分なりの行動基準を作る必要があります。他の誰かに任せたところで結果は自分が受け取るのです。

正直言って、平和ボケがあると思います。例えば、会社です。台風があろうが地震があろうが「注意して通勤して下さい」などと寝ぼけたことを通知する会社も少なくないでしょう。そういった社内文化に大多数の社員が日々触れていれば、ミサイルが飛んでこようが近くに被弾しようが「会社に行かねば」とか言い出すのです。上長も来ない人間に「なんであいつは来ないんだ?評定下げる」とか言い出しかねません。ボケどころか狂気の沙汰です。

何が大事か?その大事を見極めてどう行動すべきなのか?それを考える必要があります。

終わりに

必要以上に騒ぐことを求めてはいません。大騒ぎしすぎもマイナスです。

ですから、必要な際に必要な行動が出来るようそれぞれで行動基準を持ちましょう。

馬鹿にせず、焦らず、でも確実に。自分たちが生き残るために何が大事か知っておくこと、或いは自分にとって大事な物は何かを選んでおくこと、それが今回自分が学んだことです。